狼と香辛料
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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・・・ふう。良い月じゃ。酒などないかや。
ブドウ酒飲みてぇー
一巻
行商人ロレンスと賢狼ホロの物語
第12回電撃小説大賞<銀賞>受賞
世界観は中世ヨーロッパだが経済を主軸においた話で
貨幣価値や為替の話は現代にも通じる物もある
とにかく話がよかった
地味だけど丁寧な作りが好感を持てる
勇者でも魔法使いでもなんでもない行商人としての視点が妙に面白い
どうやって利益を出し損を出さないかを考える様は見ていて楽しいしためになる
主人公の普通っぽさも共感が持てた
ついでに商人がこんなにカッコイイ話は初めてだ
それにしてもホロが可愛いぜ、独特の喋りも結構良い
管理人は猫系より犬系のほうが好きなんで大好物です
老獪な分、時折見せる少女らしさは主人公じゃなくてもヤバいって
とりあえず助けに来た時の反応がちょっと見たかったな
評判とかあんまり知らずにほとんど直感的に読んだけど良かった
ラノベだけどオタ的なパロネタやハイテンションなギャグがないので抵抗ある人にもオススメ
4巻まで出ているのでさっさと続きを読みます